業界選びが重要な理由
数年で辞めるのはよくあること
会社に入るときは「長く働こう」と思うはず。
しかし実際には、大卒者の3割が、数年で離職してしまいます。
ある大手人材会社の調べによると、退職する理由の4割弱が、人間関係によるものだそうです。
具体的には、ランキングのトップ3は次のようになっています。1位と3位が人間関係です。
1位 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位 労働時間・環境が不満だった(14%)
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
人間関係で辞めないためには、入社するときに、給与、仕事内容、福利厚生などのチェックポイント以外に、会社の人間関係は良好かどうか、実際に働いている人から聞き取りをするなどして確認することが重要になります。
業界選びが重要
しかし、人と人の相性の問題ですので、入社前に調べるのには限界があります。
また、そのほかの労働環境などの退職原因も、入社前に詳しく調べることは難しいでしょう。
辞める理由にかかわらず、誰にでも共通して言えることは、キャリアの出発点での業界選びが重要ということです。
長いキャリア人生の中で、転職する可能性は数回ありますが、異なる業界に転職するのは非常に難しいからです。
自分に合う業界であれば、人間関係などが原因で辞めても、他の会社で活躍できるチャンスがあります。