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看護師の病院選びのポイントとコツ

就活をしていて、「病院をどのように選べばいいのか」と悩んでいませんか?
せっかくの第一歩ですから、納得してずっと頑張れる職場がいいはずです。
ここでは、そのための病院選びの際のポイントやコツを紹介します。

はじめに地域を選ぶ

はじめに、地域から病院を選びましょう。
実際、ほとんどの学生は、まず地域から選んでいます。

とくに地方に住んでいる場合、どこで働くかを一番はじめに考えなければなりません。

たとえば、つぎのようなケースはどうでしょうか。

静岡県の専門学校で学ぶAさん
新卒のAさんは、最初は東京で働き、いつかは地元の静岡県に戻るつもりでいます。

地域によって病院の規模や医療の中身は、大きく異なります。
また、地域は働く場であると同時に、生活する場です。

将来的に、自分がどのような生活をしたいのかを考えて、働く地域を決めなければなりません。
たとえば、ずっと地元で働くのとは違い、Aさんのように転職を考えているときは、 転職するときの年齢がネックとなり転職がうまくいかなくなることもあります。

長期的な見通しを持って、地域を決めていくのが良いでしょう。

自分に合ったタイプの病院を考える

病院はタイプによって、様々な特徴があります。

例えば、大学病院は、教育システムが充実しており、将来性と選択肢が増えます。
しかしその一方で、勤務がハードという面があります。

また、公立病院は、公務員として就職するので待遇が安定していたり、人間関係が良好だったりします。また、勤務している年齢層が広いため、ベテランが新人看護師をしっかりと教育することができます。
しかし、県立病院などで勤務地が複数ある場合は、転勤の可能性があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分にどんなタイプの病院が合っているのかを、じっくり考えるとよいでしょう。

院内教育を調べる

自分が力を伸ばせる教育体制があるかどうかは、キャリアアップにも欠かせない問題です。

最近では、多くの病院が、先輩看護師を一人ずつつけるプリセプター制を導入していますが、病院によっては、プリセプターとは別に、新卒看護師に看護技術の指導を行う担当者を配置したり、院内で 継続教育を推奨したりと、さまざまな取り組みをしています。

就職説明会などで病院に行ってみて、そこで働く人達と実際に話してみて、詳しい中身を教えてもらうと良いでしょう。

また、現場のスタッフさんと話すことで、その病院が自分に合っている かどうかが少しは分かると思います。

福利厚生も確認

実家から通える場合はそれほど気にならないかもしれませんが、一人暮らしの場合は、福利厚生も大事になります。

とくに、住居については、個人で住めるマンションタイプの寮があるか、または住居手当がどれくらい貰えるのかがポイントになります。

また、院内の保育所が整備されているなど、子育て支援の有無も大きなポイントになります。

可能性を広く考える

就職にあたって、自分の将来像をガチガチに固く考えすぎないことも大切です。

自分の将来像を明確に固めすぎると、夢や希望と現実とのギャップが埋まらないとストレスを感じて、職場を辞めてしまう可能性があるからです。

たとえば、病棟で勤務したいのに外来に配置されたとか、自分の行きたい病院に配属されなかったなどの時に、「自分のやりたいこと以外はやりたくない」と、自分の幅を狭くしていたら、仕事を続けることができなくなってしまいます。

現役の看護師も、よく「卒業したばかりでは、自分の方向性はまだ見つけられない」、「実際に働いてみないと分からないのでは」 と言います。

働きながら、やりたいことを見つけてもいいと思います。

実際に、働いて得られた経験から、やりたいことの方向性が変わることはよくあります。

就職もしていない段階で、『自分はこうだ』と道を決めてしまうと、自分の可能性を閉じてしまうことにもなりかねません。

はっきりとした目標がないときは環境重視

「希望の分野がやりたいなど明確な目標がない」という人は、どのように病院選びをしたらいいのでしょうか。

こんなとき、キャリアアドバイザーは、「特にこだわりが無いのなら、環境で選んでみてください」とアドバイスするようです。

なぜかというと、働き始めは、最初は専門知識の習得や、患者対応の練習など、つねに大忙しです。
そんなときに、生まれ育った土地で親が支えてくれたり、友人がいて休みの時に一緒に遊べたりする環境なら、息抜きして気持ちを切り替えながら、 長く頑張れるからです。

合わないときは仕方ないと気を楽にする

中には、はじめから向いている仕事に取り組める人もいます。

救命救急センターに勤務するBさん
Bさんは2年目の看護師です。Bさんは高校生の頃から、救命救急に係わりたいと思っていました。
そのため、救命救急に力を入れている病院に就職し、いまは充実して働いています。

しかし、Bさんのような幸運なケースは少なく、看護師の世界では、最初から適職にめぐり合うのは難しいと言われます。

市立医療センターのICUで働くCさん
3年目の看護師Cさんは、最初は小児科志望でした。しかし、仕事の経験を重ねていくうちに、「自分には合わないな」と感じるようになりました。
いまは、病院内で異動して、ICUで働いています。

実際の現場では、Cさんのように働く中で、自分の向き不向きを把握して、異動や転職をするなどして、向いている分野で働く人が多いのが実情です。

看護師の仕事は、現場で経験をして初めて分かることが多いため、はじめの職場で「これは向いていない」と思うことがあっても仕方ないと割り切って、気楽にかまえているのが良いでしょう。