接客力,柔軟な接客ができる-新卒の自己PRの例文
接客力や、柔軟な接客ができることを強みとしてアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文1 頭を働かせて対応する
私は、柔軟な接客対応ができます。
これは、ハンバーガーチェーンでのアルバイト経験の中で、ひとつのミスがきっかけとなって身につけたものです。
私はアルバイトを始めた頃、1人で店に入ってきたサラリーマン風の男性客が「チーズバーガー30個」と注文したときに、店のマニュアル通りに「こちらでお召し上がりですか?」と言ってしまったことがあります。
アルバイト仲間からは笑のネタにされたこともあり、私はその失敗をとても恥ずかしく感じました。
それからは、どんな時も、緊張感を持ちながら、しっかり頭を働かせて対応するように心がけました。
結果、仕事のミスは無くなりました。
また、嬉しいことに、店長から新しい接客マニュアルの作成を依頼されるほど信頼されるようになりました。
私は貴社でこの接客力を発揮したいと考えています。
例文2 接客力を活かしたい
私は接客を武器に、御社で販売現場で活躍したいと考えています。
じつは私は、デパートの紳士服売り場でアルバイトをしていたことがあります。
このアルバイトでは、接客に関して、さまざまなことを学ぶことができました。
たとえば、アルバイトをしはじめたとき、私は『頑張らなければいけない』と思い、お客様が来るとすぐに「いらっしゃいませ、ご試着しませんか?」と尋ねることを繰り返していました。
しかし、なかなか売り上げに結びつかず、顧客との距離をなんとなく感じるようになりました。
顧客にしてみれば、「買わされる」と思っていたのでしょうが、当時の私は気が付ついておらず、私はうまくいかないことに次第に落ち込むようになりました。
しかし、後日、自分が家電量販店にテレビを買いにいったときに、店員さんから、テレビを置く部屋や、テレビを見る距離などを尋ねられたときに、私に欠けていたものに気づくことができました。
それは、お客様と、洋服を使うシーンのイメージの共有です。
私は、お客様が欲しいと思うものの背景を聞き取るとることが、全くできていなかったのです。
そのことに気が付いてから、私は、不必要にお客様に試着を勧めることはせず、お客様が洋服を見にきた目的やきっかけを、会話の中から引き出すことに専念しました。
それ以降は、私が接客したお客様の購買が増えていき、リピートしてくれる方も多くなりました。
就職できたら、接客を通じて学んだことを精一杯、活かしていきたいと考えています。
参考に、自己PRの書き方を、別の記事に紹介しています。