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大学院を中退して就職する理由の例文

修士課程や、博士課程の途中で、民間就活に切り替えた人のために、中退して就職する理由を、例文で紹介します。

面接などで中退の理由を聞かれたときの参考にご利用ください。

修士課程を中退

私は、修士課程に進学して一年弱になります。

現在、基礎研究に取り組んでいます。

私は、進学当初、研究者を目指すつもりでした。

しかし、基礎研究に取り組む中で、次第に、自分は、はるか遠くの目標に向かって高いモチベーションを保ち続けられる人間ではないということに気がつきました。

つまり、アカデミアにおける基礎的な研究に適性がないと思うようになりました。

むしろ、企業にて、明確な目的のある実用的な研究の方が、自分には向いているのだろう、と感じるようになりました。

これが大学院を中退して、就職しようと決めた理由です。

博士課程を中退

私は大学院の博士課程に在籍しております。

博士課程に進学したときは、アカデミア・民間の両方の進路を検討していました。

しかし、3年目の4月現在、論文を出せておらず、学位を年限内に取得できる見通しが立ちません。

加えて、仮に首尾よく学位を取得できたとしても、ポスドクの行き先や学振PDを出すあてもありません。

今後の人生を真剣に考えたとき、「打つ手がない」と思い、一転、就活に切り替えました。

学位取得の見込みはありませんが、博士課程への進学は、研究者としての、有意義なトレーニングになったと考えています。