趣味について聞かれたときの回答例
答え方
ほとんどの面接では、趣味に関する質問の目的は、緊張をほぐしたり、応募者との距離感を縮めたりすることですから、素直に、そして簡潔に答えるのが良いでしょう。
自己PRにつなげる場合
もしも、趣味の回答を自己アピールに繋げたい場合は、どんなポイントに面白みを感じているのかを、具体的に説明するとよいでしょう。
そうすることで、個性や人間性が伝わりやすくなります。
たとえば、趣味がマラソンの場合、「タイムを向上させること」あるいは「仲間と走ること」などを、楽しいと感じているポイントとして説明します。
また、たとえばスポーツ観戦の場合は、「選手の応援が好き」「ファン同士の一体感が好き」「選手同士の競い合いが好き」などがあるでしょう。
注意点
なお、注意点ですが、会社が求める人物像に沿わない回答は、やめましょう。
マラソンの例でいえば、チームワークを重視する会社の面接で、「タイムを向上させることが楽しい。」と回答しても、タイムの向上はチームワークとは無関係ですから、プラス評価が期待できません。
例文
メニューから、例文をご覧ください。
下にも、いくつか例文を掲載します。
読書
夏目漱石の全集を読破しました。
情景が浮かび上がる端正な文章に魅力を感じます。
音楽鑑賞
クラシック音楽をよく聴きます。
特にショパンが好きで、お気に入りの曲を、通学中に繰り返し聴いています。
サイクリング
今年の春、青森から鹿児島まで自転車で往復しました。
当時、1日100キロのペースで走り続けることで、バイタリティーを身に着けました。
旅行
大学4年間で、海外の20ヶ国にいきました。
異文化に触れるたびに、日本の文化の良い点、悪い点を考えさせられます。
映画鑑賞
映画を見ることが趣味です。
高校で世界史を学んだのがきっかけで、歴史に関する映画を良く観るようになりました。
特に好きなのは、中世ヨーロッパを描いた作品で、史実がどのように映像化されているのか興味深く観ることができます。
観た映画は、感想をブログに綴ったり、フェイスブックなどのSNSでコミュニティでお勧めしたりしています。
登山
私の趣味は登山です。友人と何度も登っており、これまでに登った山は、50を超えます。
山に登ることで心身が癒されます。
就職してからも、続けたい趣味です。
そのほか
「外国語」
フランス文学を読むのが好きです。
また、フランスの音楽や映画を見聞きすることも好きです。
「ギター演奏」
100曲以上弾くことができます。
路上でライブをしており、大勢の前で歌うことで、度胸がつきました。
また、同じように路上ライブをする人たちと交流し、セッションする機会が多くあり、大変充実しています。
「マラソン」
マラソンが趣味です。
友人に誘われて始めてみたところ、魅力にとりつかれました。
年に数回、フルマラソンの大会に出場しています。