要領がよい,状況把握力/主体性がない
「要領がよい,状況把握力」を長所とし、「主体性がない」を短所とする例文を紹介します。
例文 要領はいいが,主体性に欠ける
私は昔から、人から「要領がよい」と言われてきました。
そのような性格となった原因のひとつとして考えられるのは、幼少期のころ、兄や姉が、どのようなことをすれば親から褒められていたのかを観察し、それを真似していたことです。
また、いま通っている大学で、自分よりも頭の回転が早い人たちに勉強方法のコツを尋ね、自分の勉強方法に取り入れて成績を伸ばしてきたことも、要領がよいと言われる原因のひとつだろうと思います。
しかし、それは、あくまでも他の人の真似をする、参考にするという点で、主体性に欠けていると思います。
つまり、自分の頭で考えたことを実践するという経験が、私には不足しているように思います。
社会人になるまでの間に、そういった経験をできるだけ積み、就職に備えたいと考えています。
例文 状況把握能力に優れるが,主体性に欠ける
私の強みは、状況を把握する力に優れているところだと思います。
たとえば、中学・高校時代に学級委員を務めることが多かったので、クラスの意見をまとめるときに、生徒の意向や先生の意向を他人の意向をすばやく把握することに努めていました。
そして、人の意見を素直に聞き、受け入れることができます。
しかし、反対に、自分で考えて行動するという主体性が、やや欠けているかもしれません。
社会に出たら、上司や先輩の言動から多くを学ぶことを意識し、積極性や行動力を身に付けていきたいと考えています。
参考に、長所と短所の書き方を、別の記事に紹介しています。