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転職理由のシンプルな答え方と例文

目次

よくある離職理由

一般的には、離職理由の1位は、人間関係の不満です。

たとえば、「上司の指導の矛盾」、「上司にいくら説明しても、自分の気持ちや状況を理解してもらえない」、「上司のえこひいきが目に余る」、「先輩の言うことが理不尽」などです。

しかし、面接では、すなおに人間関係の不満を転職理由として答えてしまうと、人間関係をうまく構築できない人物かも?と疑われてしまいます。

そこで、それ以外の理由を題材にした回答例を下に紹介します。

退職がマイナスにならないような答え方(回答例)です。

回答に使える代表的な転職理由(退職理由)としては、以下のものがあります。

1.やりたい仕事がある

今の職ではやりたい仕事ができないこと、これに対して、応募先の企業では、やりたい仕事ができることを説明します。

今の仕事よりも、満足感を得られる仕事に就きたい場合に使える理由です。

特に、将来の明確なビジョンがある場合には、前職は、ビジョンを実現するための通過点で、もともと退職するつもりで入社したこと、そして、新たなスキルを身につけるために退職したことを説明してもよいでしょう。

たとえば、つぎのように説明することができます。

例文1

『私は、前職で自社製品の営業をしておりました。
仕事における最優先事項は、「低価格」と「納期を守る」であり、創意工夫が発揮しにくい仕事でした。
私は、得意先のパートナーとして顧客にもっと深く関わる営業がしたいと考えはじめ、現職に徐々に物足りなさを感じるようになりました。
そんな折、物ではなく情報を顧客に提供する御社の業務を知り、大変興味を惹かれました。
御社の仕事を通じて、自分の知識をブラッシュアップし続け、私を信頼してくれる顧客を一人でも多く獲得したいと考えます。』

例文2

『私は前職で、経理部門の担当をしていました。
しかし、一昨年から、入出金以外の業務が外部委託になりました。
より豊富な経験を積みたいと考えていたところ、運良く、私は簿記一級の資格の取得することができました。
資格の取得を機に、ステップアップをすべく、転職を決意したしました。』

2.正社員になりたい

これまでは契約の更新を繰り返していたが、長期の勤務や、安定した待遇を求めるときに使える理由です。 たとえば、次のように説明します。

例文

『私は前職では、実績を高く評価されて、契約更新を繰り返してきました。
しかし、正社員登用制度がないため、更新のたびに不安を覚えていました。
また、業務範囲も限られていたため、身につけた知識を活かせる場が限られていました。
正社員として、腰を据えて幅広い仕事に取り組みたいと考えています。』

3.会社の方針が合わなかった

前職の会社の方針が、自分に合わなかったと説明します。

たとえば、利益重視の会社の場合、その方針に不満があった場合には、つぎのように退職理由を説明します。

例文

『顧客の要望に合った商品を売りたかったのですが、会社の方針で利益率の高い商品を勧めなければいけないことが、どうしても耐えられませんでした。』

これは、特に民間から公益系の会社に応募する場合に使いやすい理由です。

4.転勤の命令を機に考えた

会社員は、会社から急に転勤を命じられることがありますが、そんなとき、転勤するのが嫌で退職することがあります。

そのような場合、実家の近くの会社に転職の応募をするのであれば、たとえば、次のように説明できます。

例文

『両親が高齢であるなどの家庭事情がありますので、今後のことを考えると、実家の近くに住み続けたほうが良いだろうと以前より考えていました。そんな折、転勤が命じられ、キャリアを続けるか否か悩みましたが、妻や友人に相談した結果、退職を決意するに至りました。』

そして、同じ仕事を続けたいような場合には、たとえば次のように説明できます。

例文

『私は大学を卒業してから、旅行代理店で、ツアー商品の販売をしてきました。8年間この仕事一筋で、努力して○○店の副店長にまで昇格しました。ところが、昨年、前の会社で店舗の統廃合が実施されることになりました。私には、本社の事務への異動が命じられました。しかし、お客様の顔を直接に見られる業務をしたいという思いがありましたので、私は、悩んだ末、やむなく退職することを決意しました。御社も同じ旅行代理店ですので、私の持っているノウハウは、全て発揮したいと考えています。』

5.労働条件が悪かった

労働条件(雇用環境)については、会社は入ってみなければ分からない部分が多く、期待が裏切られることは多々あります。

たとえば、試用期間を過ぎたら正社員になれるという約束が守られない、雇用保険・健康保険・厚生年金などに加入させてもらえないなどです。

また、たとえ仕事にやりがいがあったり、人間関係が良かったりしても、商社、金融、IT系などでは、長時間勤務や休日出勤せざるを得ないことがあり、長時間の拘束がストレスとなることがあります。

そのようなときは、これらの理由を、退職理由として正直に伝えて問題ありません。

たとえば、つぎのように説明できるでしょう。

例文(雇用条件が説明と違っていた)

『入社時の条件と異なる条件で強制的に働かせられ、会社との信頼を築くことが難しいという事情がありました。今後のキャリアを確実に積み重ねるためには、転職が良いと判断しました。』

例文(労働時間が長すぎる)

『前職の仕事は、仕事内容や、監督者という立場に満足して働くことができておりましたが、月の残業時間が80時間を超え、また、休日出勤も多いため、自分の時間を取ることができませんでした。
たとえば、新しい技術の勉強や、英語の勉強です。
また、家族と過ごす時間です。
スキルを向上させて活躍の場を広げたい自分にとって、環境を変える必要があると思い、退職を決意しました。』

6.新しい上司と折り合いが悪かった

冒頭では、人間関係の悪化で辞めた時は、それを退職理由として伝えない方が良いと述べましたが、上司が変わり、これまでの仕事のやり方が変わったことで、職場全体の人間関係が悪化して辞めたような場合は、例外として取り扱ってもよく、『改善の努力をしたが、良好な関係を築くことは困難と判断した。』などと説明します。

このとき、ほかの人も辞めたような場合は、自分個人の問題ではなく上司の問題(職場全体の問題)であったことを印象付けるため、『自分を含めて何人かが職場を辞めている。』などと付け加えて説明するとよいでしょう。

7.やむを得ない事情があった

上述した理由のほか、両親の介護などの家庭事情や、会社の人員整理や倒産があったなと、やむを得ない事情があった場合は、それを退職理由として説明します。

NG回答

なお、間違っても言ってはいけないのは、『前の会社では、一生懸命にやっていたたのに正当に評価してもらえなかった』という趣旨の発言です。

グチや言い訳を口にしか聞こえず、「能力が足りなかったのではないか」などと怪しまれてしまいます。