1. TOP
  2. 院卒の自己PRの方法と例文

院卒の自己PRの方法と例文

自己PRの方法

大学院を卒業した学生(院卒者)は、学部卒よりも、即戦力を期待されます。

即戦力とは、新しい発想を提案する「プレゼンテーション力」や、チームプレーに必要な「マネジメント能力・コミュニケーション能力」「思考力」など、企業の営利活動に必要な力を備えた人のことです。

このような能力があることを、院卒者は、自己PRの中でアピールするとよいでしょう。

在学中の経験と絡めて、能力を身につけていることを説明します。

例文1 プレゼンテーション能力

私は、大学院で、プレゼンテーション能力を磨きました。

大学院では、ゼミや学会発表など人前で話す機会が多くありましたので、私は、プレゼンテーション方法に関する書籍を読むなどして理論を学び、限りある時間の中で、ポイントを絞って伝える技術を学んできました。

そして、発表の場を活用し、必要な情報を伝える訓練を積んできました。

会社の業務では、自分の考えを説明したり、顧客に商品やサービスの魅力をアピールすることが多くあると思います。

そのような場面で、私のプレゼンテーション能力が役に立てられればと考えています。

例文2 マネジメント能力・コミュニケーション能力

私は、研究室生活の中で、チームで、数多くのプロジェクトをこなしました。

その中で、先輩を支えたり、後輩を指導したりする機会を経験したり、普段からチームや研究室全体の状況を把握し、チームの目的達成のために自分がどう貢献できるかを考えながら行動してきました。

また、学外活動に参加する機会も多くあり、異分野の人と交流する難しさや楽しさを得てきました。

私は、それらの活動の中で、人間関係を構築する力や、新しい環境への適応能力を身につけることができたと思います。

会社に入れば、さまざまなプロジェクトに携わることが増えると思います。

私が研究活動で身につけてきたマネジメント能力やコミュニケーション能力を発揮して、御社に貢献していければと考えています。

例文3 思考力

私がアピールできるのは、大学院で培った思考力です。

もともと私は、専門知識をより深めたいと考え、大学院に進学しました。

しかし、専門知識を学んでいくに従って気づいたことは、大切なのは、知識そのものがではなく、物事の考え方であるということです。

すなわち、私は大学院で論文を計2本仕上げましたが、いずれも、考えるプロセスが大切でした。

文献を調査する→仮説を立てる→検証する→自己の見解を構築する→内容を公表する、という一連の流れが研究には重要であり、この思考の枠組みは、社会人に最低限必要なものだと思います。

研究で身につけた思考力を、より高めていきたいと考えています。