就活がつらい、やめたいと思ったときにできる対処法
よいことばかりが起こるのが人生ではない
人生は、よいことばかりではありません。
思うようにうまくいかないこともあります。
その代表が、就職活動です。
誰もが、はじめは高い目標をもって就活をしています。
しかし、たくさんの人が同じ夢をもって応募するため、競争になります。
その結果、競争に敗れた人は、ストレスで意欲を失ったり、将来に失望したりすることがあります。
たとえば、何回も面接に落とされると、「なぜ自分だけが評価されないのか?」、「自分はだめな人間かもしれない」と自己否定的になってしまいます。
そして、落ち込んだ状態から長く立ちなおれないと、正規雇用をあきらめて、非正規雇用を選ぶなど、消極的な進路を選択してしまいがちです。
その後の人生は、不本意なものに終わってしまうかもしれません。
よりよい方向に、マインドを変えるためにはどうすればよいのでしょうか。
前向きな思考に切り替える
たとえ何十回と面接に落とされても、「やっぱりだめだ」などとあきらめてはいけません。
「きっと、あのときの自分の発言や態度が悪かったのだろう」と反省し、すぐに頭を切り替え、前向きな思考を心がけることが大切です。
これにより、素早く次の行動に移れるため、効率よく目標を達成することができるようになります。
また、他人の意見を気にしすぎないことも大切です。
他人の意見は多種多様ですから、何か言われるたびに気にしていたら、自分が本当は何をしたかったのかがわからなくなってしまいます。
「自分がどういう人になりたいのか、何を目標にしたいのか」を明確にすることが第一歩です。
それでも前向きになれないときは
どうしてもポジティブになれず、行き詰まったときは、まず、「人に助けを求めること」が良いと言われています。
「サポートを求めるのは相手に迷惑をかけるかもしれない」とためらう気持ちがあるかもしれませんが、それは「弱さ」ではなく「柔軟性」の表れですから、ためらう必要はありません。
とくに、身近な人で、自分の目標と近い人がいれば、その人に、どのように逆境を乗り越えてきたのかを尋ね、手本にするのが良いでしょう。
このように他人の視点を取り入れることで、状況をポジティブに捉えなおすことができることがあります。