学生生活で得たことや大学で学んだことを質問されたときの答え方
基本的には、学業を話題にします。
回答の仕方としては、面接官がシンプルに理解できるように、「学生生活で得たものは〜です。」,「〜を学生生活で得ました。」などと短く説明する文書を入れ込みましょう。
例文1 国際政治学部で学んだこと
私は国際政治について勉強する中で、社会で起きている様々な問題について、理解を深めることができました。
ですので、私にとっては、学生生活で得たものは「知識」と言えると思います。
また、国際政治の学習をする中で、「外国の人と政治についてディスカッションしたい」という思いを強くしました。
英語を学ぶ目的が持てたこと、モチベーションが上がったことも、学生生活で得たものと言えると思います。
例文2 法学部で学んだこと
例2-1
私は法学部でしたが、大学では、はじめ、レポートに苦戦しましたが、教授の丁寧な指導のおかげで克服できました。
法律知識だけではなく、論理的思考力や文章力の向上につながったと感じています。
また、ゼミでの活動を通じて、文献を読むだけでは得られない深い理解ができました。
それらは、自分の価値観を広げて、深めてくれる武器となりました。
今後は、学んだ知識を社会に還元できるよう努力し、働きながらも、勉強を続けていきたいと思っています。
例2-2
私の通っていた法学部では、一般的な科目から、専門性の高い科目まで、多様な科目が開講されていて、幅広い法知識を得ることができました。
特に、家族や友人から相談を受けるときや、アルバイト先での実務に結びつくことが多く、調べて説明するときも法的な根拠を示しながら順序立てて話せるようになりました。
また、講義のレポートには、はじめは苦戦しましたが、先生方の丁寧な指導のおかけで克服できました。
知識の幅を広げるだけでなく、文章力の向上にもつながったと思います。
例文3 心理学部で学んだこと
私は大学で心理学を学びました。
講義を通じて、心理学の基礎、歴史、古典的研究などについて理解を深められました。
モチベーションの高め方など、実生活ともつながる内容が多く、自分にとって大きな収穫がありました。
また、頻繁に行われたグループワークでは、周囲の人と協働して課題に取り組むことの楽しさを知ることができました。
仕事では、大学で学んだことを活かして、働く人の幸せや組織活性化に貢献できればと考えています。
例文4 情報学部で学んだこと
私は情報学部で、ITの専門的な知識を理論から学びました。
インターネットの歴史と未来など、知っているようで知らなかったことが沢山あり、人に話せるような知識を増やすことができました。
また、入学して初めて知ったプログラミングに関する知識のおかげて、アルバイト先で起きた問題の原因が分かり、解決に結びつけるなど、自分のできることの幅が広がったのを感じました。
さらに、近年、問題になっている情報セキュリティに関しては、実際の事件を参考に、望ましいセキュリティのあり方と、それを維持管理する方法について、考えて対応する力が養われたと考えます。
例文5 社会福祉学部で学んだこと
私は社会福祉学部の授業を通じて、心理学的視点から福祉を学ぶことができました。
大学では、テキストでの学習に加えて、実践的な対人訓練を重ねたことから、対人援助に必要な考え方や技術が身につけられたと思いますし、心理学を学んだことで、自分の考え方や物事の捉え方が理解でき、意識的に気持ちをポジティブな方向に持っていくことができるようになったことも大きな収穫でした。
今後、自分に対しても、他人に対しても、心理学を利用したアプローチを、様々な場面で役に立てていきたいと考えています。
例文6 大学で学んだこと
私が大学で学んだことの中で一番だったことは、自分の思考の癖や、それをどう転換すればいいのかが分かったことです。
以前は、「考えることは難しい」と思っていましたが、そのような技術を身につけて、自信がつき、自分の意見を表明することに臆することがなくなりました。
また、さまざまなバックボーンをもつ学生とのグループワークやプライベートでの交流を通じて、多様な考え方に触れたことで、俯瞰的に物事を見たり、自分を客観的に見られるようになりました。