奇問・難問への対応方法
面接の質問の中で、まれに、奇問や難問と言われる問題が出題される場合があります。
たとえば、以下の類のものがあります。
①「あなたを色に例えると何色ですか?」などの、仕事とは一見して関係のない質問
②「100円のボールペンを1000円で売る方法は?」などの、ビジネス感覚を試す質問
③「日本にコンビニはいつくあるか?」などの、とっさの対応力を試す質問
これらの質問には、正解はありませんので、人により、回答の内容に違いが表れます。
対応の種類はいくつかある
これらの質問が出されたときの面接の段階(一次面接か、2次面接以降か、最終面接か)を踏まえたうえで、その場の空気感を読み、適切な対応方法を選択しましょう。
素直に答える
真面目に回答することが求められている雰囲気を感じた場合、素直に考えたことを回答しましょう。
まずは結論を提示し、その後に理由を述べるのが良いでしょう。
変な質問であっても疑問を挟まずに回答することで、従順性があることを示すことができます
ただし、この方法は、発想力や斬新さに欠ける回答をしてしまうと、他の応募者との差別化が難しいという問題点があります。
逆質問する
質問の内容があいまいで回答するには条件設定が足りないという場合は、逆に面接官に質問します。
たとえば、「すみませんが、差し支えなければ、詳しい状況をご説明いただいても宜しいでしょうか?」と質問します。
これにより、相手の要求にかなう適切な回答をしようと努力する姿勢を示すことができます。
ユーモアや冗談を交えて回答する
面接の流れや、その場の空気、、質問者の表情などをふまえ、「真剣に質問してきているわけではない」と判断できる場合には、あえて真面目に回答しないのも、ひとつの手です。
ユーモアや冗談を交えて回答することで、知性の高さを示すことができます。