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課題解決力,問題解決力-新卒の自己PRの例文

課題解決力や問題解決力を強みとしてアピールする自己PRの例文を紹介します。

例文1 客からのクレームを解決する努力をした

私はファストフードのアルバイトで、ある時期に、お客様から接客のスピードが遅いというクレームを何度か連続で受けました。

その指摘を受けて、店舗の業務を見なおしてみると、忙しい時間帯に接客担当が1人しかいないことが多いことに気が付きました。

いままではシフト管理が比較的ゆるやかだったので、ここに課題があると感じました。

私は、接客スピードを上げるため、アルバイトのシフトの管理を担当スタッフから引受けて検討することにしました。

そして、他店のシフト管理の方法などを調査したうえで、他のスタッフと相談を重ね、お客様の多い時間帯に必ず2人の接客担当がいるような、接客に比重を移したシフトを考案しました。

しかし、スタッフそれぞれに事情がありましたので、シフトに入れない人が出てくる場合があり、そのようなときは、他のスタッフに個別に出勤の交渉したり、日程調整をお願いしたりするなど、シフト管理に非常に苦労しました。

結果としてはクレームの減少につながり、この経験で、調整力や交渉力、行動力などを育成することができたと思います。

例文2 人を巻き込んだ経験がある

私は、大学の部活で、応援団に所属しており、野球部、サッカー部、陸上部などの様々な部活の大会で活動を行いました。

応援団では、代替わりすると、一年の目標を新しく設定することになっており、私の学年が3年になったときは、「学内全体を巻き込む」を目標としました。

そのために、私たちは大学の購買に協力してもらい、応援団の活動紹介のチラシを貼らせてもらいました。

また、各研究室に案内を回しで大会の観戦を勧めたり、大学のホームページに応援団の活動を特集記事として掲載してもらったりしました。

さらに、SNSでの宣伝にも取り組みました。

成果はすぐに出ませんでしたが、各媒体に、各部活で活躍している人にインタビューした内容を載せるなどして、学生がその部活に興味を持ちやすくなるような工夫を徐々に重ねていったところ、観戦人数を、それまでのおよそ3倍にすることが出来ました。

人に行動を促すためには大変な努力がいることを実感した一年でしたが、この経験で培った課題解決力を、仕事に活かしていきたいと思います。

例文3 課題を発見して解決する

私は、高校生向けの学習塾で講師をしていましたが、あるとき、複数の生徒の成績が伸び悩んでいることに気づきました。

私は、各生徒とコミュニケーションを取り、原因を探ったところ、「受験に失敗するのではないか」という不安が大きすぎて、学習効率が落ちていることが原因とわかりました。

私は、これを自分の仕事の課題と感じ、なんとか解決を図ろうと思いました。

そこで、塾で授業中に、意識して「褒める」ことを意識しました。また、不安を解消するような声掛けを行いました。

すると、生徒たちは家庭でもしっかりと自分で学習できるようになり、数ヶ月後の試験では、成績が明らかに伸び、最後には、志望校に合格することができました。

私はこのときの経験のように、自分で自ら問題点を発見し、解決へと導けるようなビジネスマンを目指したいと思います。

例文4 ミスの原因を分析して対応する

私は、大学の研究室の活動を通じて、問題解決力を身につけられたと思います。

私は研究室で、あるプロジェクトを率いていましたが、プロジェクトのはじめの段階で、他のメンバーがミスを起こしました。

計算ミスによって設計図の重要な部分を間違えたことで、設計図の仕上がりが遅れてしまい、研究室全体に迷惑がかかってしまいました。

しかし、このとき私は、当人のミスを責め立てても、何らメリットはないと考え、なぜミスをしたのかを分析し、チーム内で共有するようにしました。

また、そのミスが発生しにくくなるように、対応策をチームで検討し、ダブルチェックの体制を構築して対処するなど、具体的な解決策を実施しました。

さらに、今後、何らかのミスが起きた時には、決して当人を責めないことを、チームで約束事として取り決めました。

その後、私たちのチームは、ミスによるトラブルを何度か経験しましたが、ミスの報告が早くなったことで対処が早くなり、また、チームで対処するため、小さな損失で済むケースが多くなりました。

私はこの経験から、チームで迅速に対処するノウハウのようなものを身につけることができました。

今後、この経験を活かし、トラブルに強い組織作りに貢献できればと考えています。

参考に、自己PRの書き方を、別の記事に紹介しています。

自己PRの書き方