冷静さを保つ/意見を言えない
「冷静さを保つ」を長所とし、「意見を言えない」を短所とする例文を紹介します。
例文
私はこれまでの経験から、アクシデントに対して冷静さを保てることが強みだと感じています。
たとえば、私は、個人経営のレストランでアルバイトしているのですが、納入業者のミスで、メニューの材料が不足すると開店前に分かった際、落ち込んだり悩んだりせずに、すぐさま必要な食材をリストアップし、車を走らせて買い物に出かけるなど、迅速な行動で対処しました。
また、たとえば注文トラブルが起きたときに、明らかに客に落ち度があるのに、その客から理不尽な非難をされても、私は冷静に、理不尽な言葉を受け流して対応することができました。
このように私は冷静さを保つことには自身があります。
一方、私の短所は、自分から意見を言い出すことが出来ないところです。
先ほどのアルバイトの例で言うと、お客様からのクレーム対応については、その場しのぎの対応になりがちで、お客様が不満を残して帰られてしまうことが多くあったので、私は、「問題が起きるたびに対応するのではなく、そもそも問題が発生しないように根本的な解決を図る必要がある」と以前から考えていましたが、私は、長い間、それを言い出すことができませんでした。
自分の意見が否定されるかもしれないと考えて、少し臆病になっていたからです。
先日、やっと、その解決策を店長に提案することができましたが、それは、店長から、「なにか改善できることはある?」と聞かれたことがきっかけであり、自分から言い出せたわけではありませんでした。
今後は、普段から他の人に自分の意見を少しずつ伝えるなど、自分の意見を伝える機会を増やして、自信につなげることが目標です。
参考に、長所と短所の書き方を、別の記事に紹介しています。