調整力がある-新卒の自己PRの例文
調整力があることをアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文1 調整力を培ってきた
私はこれまで大学で、学園祭の実行委員や、登山サークルの執行部を務めました。
その中で私は、利害関係を調整することで、関係者全員の納得を目指しました。
たとえば、学園祭では、予め、関係者に十分な聞き取りをしました。そして、仮の予算配分案を示したうえで、さらに関係者の意見を聞き取る機会を設けて、なるべく不平や不満が出ないように努めました。
これまで培ってきた調整力を、社会人になってからも磨きをかけ、さまざまな場面で発揮できるようにしていきたいと考えています。
例文2 調整力を培ってきた
私は合唱部に所属しています。
部長の役割を担い、総勢40名を率いています。
その中で力を入れてきたのは、それぞれの部員が、どんな音楽づくりをしたいのかを理解するために、常に、部員への目配りや気配りを行い、各部員の意見に耳を傾けることです。
そして、個人の意見を全体で共有することにも力を入れて取り組んできました。
ときには意見が対立することがありましたが、その都度、私は客観的に物事を把握することに努め、バランスをとって対応してきました。
昨年はコンクールで3位入賞という、例年よりも良い結果を出すことができました。
部全体が音楽的に向上することに、部長として、微力ながら貢献できたのではないかと自負しています。
例文3 調整力を磨いた
私はクラスで調整のために奮闘した経験が何度かあり、ここから得た学びは、私の強みだと思います。
たとえば以前、私のクラスが学園祭に出店することに決まったとき、クラスの全員に参加を呼びかけたのですが、半数ほどは、「関わりたくない」「面倒くさい」という意見でした。
これに対して、はじめ私は、参加率を上げるために、個別に参加のお願いをしていました。
しかし、なかなか参加率は上がりませんでした。
そこで、私は、アンケートを実施することにしました。
アンケートの内容を把握してから、改めて学園祭への参加を募ろうと考えたからです。
実施したアンケートの結果、回答の中で多かったのは「時間の都合がつかない」「興味がない」でした。
そこで私は、「ほんの少しの作業でも参加してくれれば構わない」「参加してくれた人には利益配分がある」などの説明をして、なるべく興味を持ってもらえるように訴えました。
結果、「それなら参加してもいい」という人が何人も現れ、参加率は向上しました。
この経験から、人に動いてもらうためには、単にお願いするのではなく、意識を変えてもらうための取り組みが必要なのだと学びました。
今後、この経験を、何らかの形で活かしていけたらよいと考えています。
参考に
自己PRの書き方を別の記事に紹介していますので、ご覧ください。