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面接で自己PR/自己アピールを成功させるコツ/テクニック

就職とは、自分を売り込むことです。
会社から見れば、応募者を「買う」ことになります。
買ってもらうためには、面接で自分を効果的にアピールすることが大切です。

ここでは、効果的に自己PRするためのコツ/テクニックをいくつか紹介します。

面接の前にできる準備

いち早く動く

就活生の多くは、就活サイトのオープン時期やセミナー開始時期に合わせて就職活動を始めてしまいがちです。

しかし、これは企業側からのアプローチが始まる時期であるに過ぎず、学生の側から企業にアプローチすることは、いつでも可能です。

ライバルとなるその他の学生と同時に就職活動をスタートを切る必要はありません。

早い段階で動き出すことで、その他大勢から一歩抜け出すことができます。

競争倍率の高い企業にどうしても入りたいような場合は、なおさらです。

できれば、企業説明会などの広報活動(PR)が始まる前に、アプローチすると良いでしょう。

たとえば、資料送付のお願いをする、OG/OB訪問のお願いをする、インターンシップに応募するなどの活動が良いでしょう。

早めに就職活動をはじめることで、じっくりと業界研究や企業研究を進められます。

さらに、早めにアプローチをした企業には、「入社意欲」や「熱意」を示すことができます。

推薦状を用意する

郵送で書類を送る場合には、自己アピールを補強するために、大学の指導教授などの直筆の推薦状を添付することが有効です。

推薦状に「勉強に真面目に取り組んでいる」などと記載があれば、面接に進める可能性が飛躍的に上がります。

可能であれば、教授や指導教官などにお願いし、用意すると良いでしょう。

自己PRは文章を完璧に記憶しておく

内定を獲得するためには、面接官にとって自分が魅力的に映るようにアピールしなければなりません。

そのために、自己PRの内容を分かりやすくまとめておき、十分な時間をかけて完全に記憶しておくことが重要です。

完全に記憶しておけば、面接で余裕をもって語ることができ、『落ち着いた人間』という好印象を与えることができます。

また、話の組み立て以外にエネルギーを使えるので、たとえば、面接官とアイコンタクトをしたり、身振り手振りをつけて話したりなど、印象を強める動作がしやすくなります。

逆に、まったく暗記せずに、記憶をたどりつつ話すと、どうしても、要点のわかりにくい話になりがちです。

ポイントのわからない話は、面接官をイライラさせてしまいます。

単なる「準備不足」と厳しい評価を受けるだけで、デメリットしかありません。

ビジネスマン(社会人)も、ここ一番のプレゼンでは、トーク内容をほとんど暗記します。

就活生(学生)だからといって、大目に見てもらえることを期待せず、社会人と同じように取り組みましょう。

本番前のリハーサルを入念にする

上述の自己PRの暗記とも関係しますが、どんな就活生にもリハーサルは重要てす。

声の大きさや高さ、話すスピード、間の取り方などは、面接官の集中力や理解に影響します。

リハーサルは必ず行い、全体の流れと、自分が強調したいところ(ゆっくり説明したい箇所)、時間配分を確認しましょう。

本番では、面接官の反応を見ながら、説明のスピードなどに緩急をつけ、強調する箇所と話すスピードを調整しましょう。

面接の最中にできること

アイコンタクトを意識する

意志を伝える方法には、大きく2通りあります。

ひとつは、言語的なコミュニケーション(バーバルコミュニケーション)􏰁です。

もうひとつは、非言語的なコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)です。

大切なのは、ノンバーバルコミュニケーションです。

これには、表情、態度、視線、姿勢、ジェスチャー、うなずき等があります。

面接で意思を効果的に伝達するためには、ノンバーバルコミュニケーションのうち、とくに視線(アイコンタクト)が重要です。

面接官の方をしっかりと見て、視線を合わせるようにして語りかけましょう。

つねに面接官に語りかけることで、面接官はこちらに注意を向けてくれます。

もしも視線をそらしたまま話し続けると「やる気がないのか」とか「コミュニケーションが成り立たない」と思われやすくなります。

質問してもらえるようにシンプルに発言する

就活生の中には、アピールしようという気持ちが強いあまり、一回の質問に対して、内容が“てんこ盛り”の回答をする人がいます。

たとえば、学生時代に苦労した経験を尋ねられたときに、指示されてもいないのに3分の間、詳しい内容をひたすら話し続けるといった具合です。

しかし、人は、一方通行の話を聞くよりも、質問を投げかけるなど双方向のコミュニケーションをしたときの方が、記憶に鮮明に残ります。

面接官の印象に残るために、面接官に“考えてもらう”機会をつくることがとても重要です。

そのためには、できるだけ、一回の発言の内容をシンプルにしましょう。

そうすることで、質問→回答→質問→回答のように、心地よい会話のキャッチボールにつながります。

面接が終わった後にできるフォロー

面接のあとには必ずお礼のメールを送る

入社後には、顧客や、ほかの会社の社会人を相手に仕事をしていくわけですから、最低限のマナーを身に付けていることをアピールする必要があります。

したがって、面接後には、必ず、お礼のメールを送ることが大切です。

きちんと実践できる学生はわずかですので、面接官の印象に残ることができます。

つぎの面接に進める確率を高めるため、忘れずに取り組みましょう

なお、面接のお礼のメールの例文は、こちらからご覧いただけます。

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