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社会貢献を実感できる仕事に就く方法

「社会貢献」を基準にして仕事(職種)を選ぶときの考え方を紹介します。

社会貢献したいがラインキング上位

学生が就職先で実現したいことをランキングすると、常に「社会貢献したい」が上位にきます。

これは、「社会貢献している会社に就職したい」という意味のようです。

就活生の多くが、こう考えていることから推測すると、就活生の多くは、会社の営利活動(利益を得る活動)を、社会貢献とは無縁むえんの活動と捉えているのかもしれません。

しかし、見方を変えると、どんな会社の業務も、結果として社会に貢献していると考えることができます。

たとえば、「物やサービスの提供を通じて、消費者や取引先のニーズを満たす」、「雇用を生み出し、賃金を支払う」、「税金を納める」などです。

したがって、会社に所属して働くということは、社会貢献に一役ひとやく買っているということになります。

積極的な社会貢献の方法

しかし、上記のような社会貢献の内容でも満足できない場合は、違った形で、積極的な社会貢献活動をすることもできます。

活動の対象は、貧困、飢餓、自然破壊、気候変動、天災、人種の対立、文化の摩擦から生じる問題など、さまざまな社会問題があります。

活動の分類には、たとえば、以下の選択肢があります。

個人でできる社会貢献活動

個人でできる社会貢献活動には、募金などの寄付やボランティア活動(慈善活動)などがあります。

働きながらでも、プライベートの時間を利用して活動できます。

ただし、個人的な活動であるため、継続的に取り組むのが難しく、また、できることには限界があります。

個人レベルではできない活動を行うには、下記のように、団体の一員として持続的に、中規模・大規模な社会貢献活動をするのが良いでしょう。

団体の一員として行う社会貢献活動

1.社会問題を解決する事業(ソーシャルビジネス)に積極的に取り組む営利企業に就職する

 → 株式会社,LLC(合同会社),LLP(有限責任事業組合),一般社団法人,一般財団法人など

2.ソーシャルビジネスに取り組む公益法人に就職する

→ 公益社団法人,公益財団法人

3.NPO法人に就職する

→ 内閣府のホームページで検索できます【NPOを探す】

4.起業して自ら社会貢献事業を行う

→ 個人事業として事業を行うか、株式会社などの法人を設立して事業を行います。

5.青年海外協力隊に参加する

 → JICAのホームページで情報が見れます【募集情報】

社会貢献色の強い団体の紹介

なお参考までに、会社や団体の中には、社会貢献色が強いものがありますので、以下に代表例を紹介します。
詳細はリンク先をご覧ください。

国際貢献

国連UNHCR協会

国際NGO AAR Japan

一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)

医療

国立病院機構

社会保険診療報酬支払基金

医薬品医療機器総合機構(PMDA)

教育

国立大学法人グループ

公立学校共済組合

私学事業団

金融

日本年金機構

企業年金連合会(Pension Fund Association)

預金保険機構

日本銀行

日本政策金融公庫

日本政策投資銀行

全労済

法律

法テラス

日本弁護士連合会

中央労働災害防止協会

食品

JA 全中

JA全農(全国農業協同組合連合会)

JF全漁連

そのほか

一般社団法人 日本レコード協会

日本財団

一般社団法人 全国住宅供給公社等連合会

生活協同組合

商工会議所

日本自動車連盟(JAF:ジャフ)

日本気象協会